『バトル・ロワイアル』

(2002年夏読了)
これを読んで、脳味噌は灰色だ、ということをはじめて知りました。

話題の本をチェックしてみようということで
読んでみたんですが、
想像通りえぐい描写が多かったです。

それでも読み進めさせるような、力強さがある本でした。
「好き」と言わせることは難しくても、
気を引きつけて離さないことは大得意、という種類の
エンターテイメイト小説だと思います。

この設定を考えついたということだけで、この人の勝ちな気がする。



バトル・ロワイアルバトル・ロワイアル
(1999/04)
高見 広春

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『ぼくには数字が風景に見える』

人から熱心に薦められたので、読んでみました。

数字が、色や形を伴って見える、
サヴァン症候群の著者による自伝です。

闘病記のようなものを勝手に予想していたのですが、
実際に読んでみると
一人の内気な少年の成長記、とでも言いたくなるような内容でした。


障害を持つゆえに、他人と同じように生活することが難しかった少年期。
英語教師のボランティアをしに、外国で一人暮らしをした青年期。
パートナーとの出逢い。
受けてきた様々な検査。
円周率の暗唱記録を樹立したことをきっかけにした、数々のメディア露出。
オリジナルの外国語学習プログラムの制作。
などなど。
著者の濃く、興味深い半生が、誕生から現在までつづられています。
2008年現在でもまだ20代、というのにもびっくり。


特に感銘を受けたのは、
人とのコミュニケーションに問題を抱える障害を持ちながら、
経験を積み、努力をすることによって
きちんと対人関係を築くことに、著者が成功していたことです。

自分しか存在しない世界から、
徐々に人との関わりを求め、
人と交わり、愛することを知っていく様が
とても自然に描かれていました。


勇気を出して挑戦し、努力を惜しまないことで、
充実し、幸福な生活を送っている著者。

私も頑張らなければ! という気持ちになりました。






ぼくには数字が風景に見えるぼくには数字が風景に見える
(2007/06/13)
D. タメット

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『ラブ&ポップ―トパーズ〈2〉』

(2002年10月26日読了)
終わりが、ぐぅっとくる小説でした。

どうしてもその日のうちに、12万8千円の指輪、インペリアル・トパーズを手に入れたくなった主人公の少女が、
援助交際をしてお金を得ようとする話。

読み終わった後は、
頭がじんじんと痛んで、視界がゆらゆらしてました。


ラブ&ポップ―トパーズ〈2〉ラブ&ポップ―トパーズ〈2〉
(1996/11)
村上 龍

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『宇宙百貨活劇(ペンシルロケット・オペラ) 』

(2002年10月19日読了)
双子のロビンとミケシュを主人公とした掌編集と、
豆蔵辞典的な、長野さんの制作背景もうかがえるような資料集
がはいっている本。

掌編の方は、目次を見るだけでも楽しいです。
「ラヂオ星探偵社」
「バターカップ教授」
「パペットの謝肉祭」
「星の輪サーカス」
「南の国のドロップ」などなど……。
短いけれど、
他の長野さんの作品で感じるような、わくわく感や不思議な味は
ちゃんと楽しむことが出来ました。

資料集の方は、過去の作品についての言及もいくつかあり、興味深いものでした。
「遊動円木」とか「籤売り」とか
見出しがついていて、それについての文章が書いてあるんですが、
なんだか、眺めているだけで幸せです。
私には、気に入りの雑貨屋を訪れるのと
似たような効果があります。手軽な逃避。

巻末には、
山口マオさんの絵と文での解説「ほのかな毒の味がする」も載ってて(白黒だけど)、
結構お得感のある本だと思います。


宇宙百貨活劇(ペンシルロケット・オペラ) (河出文庫―文芸コレクション)宇宙百貨活劇(ペンシルロケット・オペラ) (河出文庫―文芸コレクション)
(1995/02)
長野 まゆみ

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「トラベリング・パンツ」シリーズ

(2002年10月〜2007年7月読了)
もう新学期が始まったってのに、おもいっきり夏の本のご紹介です。
でも面白いっすよー、このシリーズ。
4人の主人公のお話が、こまめに場面チェンジしながら展開されていくスタイルで、ぐいぐい読ませます。


これまでずっと一緒に夏休みを過ごしてきた、4人の女の子達が
はじめて迎える、4人別々の夏休み。
彼女達は、その間、互いに手紙を送りあうのと同時に
一本のジーンズを、順番にリレーしていくことを思いつきます。

全く違う個性を持った4人の女の子達が、
それぞれの経験・試練にぶつかるなかで、
ジーンズは、4人の絆を証明する“お守り”のような役割。
それに背中を押されて、
彼女達は、新たな一歩を踏み出していく、
……という物語です。


第1作の『トラベリング・パンツ』では、
主人公の一人、レーナのエピソードが特にお気に入り。
あの汗だくの告白シーンが、とっても好きです。

トラベリング・パンツトラベリング・パンツ
(2002/04)
アン ブラッシェアーズ

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第1作と比べると、
第2作の『セカンド・サマー』は、
誰のが特に、というのではなく、全員のエピソードが好きでしたねぇ。
あえて言うなら、ブリジット。
元気になってよかった! ワシントンにも“我が家”ができるといいね! ……って読んでない人にはなんのこっちゃですね;
セカンドサマー―トラベリング・パンツセカンドサマー―トラベリング・パンツ
(2003/06)
アン ブラッシェアーズ

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そして第3作『ラスト・サマー』。
「ゴールからはじめてしまった2人だけれど、
もう1度、今度はちゃんとスタートからはじめよう」とか、
「もし、遺伝子の異常か何かで、好きな男がふりむいてくれなかった時は、
そのドレスを着なさい」とか、
これにも好きなシーンがいっぱい。
ラストサマー―トラベリング・パンツ (トラベリング・パンツ)ラストサマー―トラベリング・パンツ (トラベリング・パンツ)
(2005/05)
アン ブラッシェアーズ

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で、なんといっても「ラスト」とついてますから、
ほんとに終わっちゃうのかなー、
まだいくらでもいじりようがありそうな、余力を残したままの終結だよねー、
と思っていたら……

トラベリング・パンツジーンズ・フォーエバートラベリング・パンツジーンズ・フォーエバー
(2007/04)
アン・ブラッシェアーズ

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続編が出ました。まったくもー。その時の記事はこちら

アメリカのティーン向け小説なのに、
主人公の女の子達が、あまり“すすんでる子”ではないところが、
個人的には安心して読めましたねー。

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Author:メエ
図書館を利用することが多いので、何を読んだのか忘れてしまいがち。
読書日記を書いていても、後で「あの本のことはどこに書いたっけ?」と調べるのに一苦労。
ということで、ブログの力をお借りして整理・記録することにしました。

レビューと言うには、個人的すぎかつユルすぎな記事を書いております。

最近読んだ分と、過去にノートに書いた読書日記と、同時進行で(つまりはごちゃまぜで)データベース化していく予定です。

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